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名チューブ「レイノルズ531」を知る

前の記事。クロモリを選んだ理由

もらった雑誌を読んでいると、レイノルズというメーカーのチューブ特集が載っていて、レイノルズ531という名チューブの存在を知ります。

なんて言ったって良いものが欲しい!

レイノルズ531は、戦前のトップ選手が乗っていた自転車に使われていたチューブでした。 なんと、戦闘機の素材にも使われていたものと同じ素材が使われているそうです。人の命を預かる戦闘機に使われるような素材なら、良いものなんだろうと自分は考えました。

また、一昔前(といってもだいぶ前)の素材でも、トップ選手が使っていた素材なら、間違いはないはずです。感覚的には、現在のトップ選手が乗っている自転車に約50年後に乗るイメージです(そうなのか?)

現実的な予算の問題

雑誌を見る限り、スチールの自転車はアルミと同じく手ごろな値段から手に入る素材でした。もちろん、スチールでもアルミでも、高い自転車は高いです(笑)

正直「お金があればフルカーボンの自転車なんて乗ってみたいな」なんて思ったりしますが、プロが乗るような自転車は、どう見積もっても予算が合わなかったのです(まさに桁違い)

ちなみに、予算は備品込で12万円程度を考えていました。自転車本体に10万、フロアポンプなどの備品に2万円の計算です。

ちょっと古すぎた

雑誌に影響された自分は、「買うなら、レイノルズ531で作られた自転車しかない!」と思い、意気揚々とレイノルズ531が使われている自転車をネットで検索しました。 しかし最近では、レイノルズ631という新しいチューブが主流で、完成車には、レイノルズ531が使われなくなっていたのです。 なので、検索結果には、アンティークな自転車ばかり見つかり、買えるような完成車は見つかりませんでした。

一応言っておきますが、レイノルズ631というチューブがダメというわけではなく、ただ、レイノルズ531に乗ってみたいという憧れの気持ちが強かったのです。

残念なことに、レイノルズ531を使った新しいモデルの完成車は出ていないとわかったので、GIOSというメーカーのクロモリロードに方針転換しました。理由は、GIOSブルーというカラーリングに心を奪われたからです・・・つづく。

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