サイクルロードレースとは？

どんなスポーツ？

サイクルロードレースはその名の通り、自転車レースです。ヨーロッパと北米を中心に大変な人気があります。

日本で自転車を使ったレースと言えば競輪が有名ですが、競輪と違う点は、基本的には一般道を使って行われる長距離レースだという点です。 競輪のように競技場を周回する類のものはトラックレースと呼ばれます。

ロードレースの歴史

ロードレースの歴史は19世紀後半から始まります。1890年代には、現在のロードレースの原型となるレースが行われていたようです。

現在行われているレースで一番古いものは、リエージュ～バストーニュ～リエージュという、ベルギーで春に行われるワンデーレースで、1892年から行われています。

グランツール

世界には、グランツールと呼ばれる3大自転車レースがあります。歴史が長い順に、ツール・ド・フランス、ジロ・デ・イタリア、ブエルタ・ア・エスパーニャです。

どのレースも、とんでもないコース、とんでもない距離、とんでもない速さ、で走ります(笑)例えば、山の下りでの最高スピードは、時速100km近く出ている場合もあります。

ちなみに、記念すべき100回大会だった、2013年のツール・ド・フランスでは、選手たちは、全長約3479kmのコースを23日間(うち休養日2日)かけて走りました。優勝した選手の平均時速は、時速約40kmでした。平坦ばっかりでも、このスピードはすごいと思いますが、途中、標高2000m級の山にも自転車で登ったりもしています。いかにすごいかがわかってもらえるでしょうか？(笑)