ロードバイクとは
ロードバイクとは、舗装された道を高速で走ることを目的に作られた自転車です。 なので、走ることに関係ないものは基本的に省かれており、すっきりした構造になっています。
高速走行を実現するために、様々な工夫がされています。 空気抵抗を軽減するため体がかなり前傾姿勢になるように設計されています。 具体的には、サドルの位置が高くになっていたり、ドロップハンドルが装着されていたりします。
タイヤは幅がとても細く、路面との摩擦抵抗が少ない作りになっています。 なので、雨の日や急カーブでは転倒する危険性が高いです。
車体重量は、とても軽いです。 アマゾンでママチャリで検索して出てきた自転車の重量を見てみましたが、約15kgありました。 ロードバイクは素材と値段でピン切りですが、ママチャリの半分から三分の二程度、 つまり、7kg~10kgとなります。
もしかしたら、「5kgしか違わないじゃない!」と思った方がいらっしゃるかもしれませんが、 5kg違うと全く違います。乗ってみればわかると言うしかないんですが、自分が初めて乗った時は感動しました。
そんな自転車をプロが使うとどうなるか。アップダウンのある200kmのコースを6時間以内に走ったりします。 平地で時速50km程度、下り坂で時速80km以上出したりしてました。
舗装された道を高速で走ることを目的に作られたロードバイクなら普通の人でも、 慣れれば時速30km以上出して走り続けることが出来る夢の乗り物なのです。