疲れ方が違う!?サイクリング時の水分摂取の重要性
水分補給がどれだけ大事か!しないとどうなるか?サイクリング時の水分補給の重要性についてまとめました。
サイクリング中は水分がどんどんなくなる
初めて長距離のサイクリングをすると、想像以上に水分が必要だということがわかります。サイクリングには、飲み物の携帯が必須です。
自転車で走っていると、汗で水分を失います。汗を大量にかいているはずなのに、風を受けながら走っているため、汗はすぐ乾いてしまいます。 なので、気づきづらいかもしれませんが、思っている以上に体内から水分が失われていると考えてください。
関係あるのかわかりませんが、自転車に乗っていると、たくさん水分を補給しているのに、全然トイレに行かなくても大丈夫だったりします。 勝手に、飲んだ水分が全部汗になっているのだと考えています(笑)
水分補給を怠るとどうなるのか?
体重の2%程度の水分が体内から失われると、持久力はなんと10%以上減ると言われています。2%程度の水分が失われている時の体のサインは、喉の渇きです。
また、夏など暑い時期は、水分不足による熱中症になるかもしれませんので、こまめに水分を補給しましょう。
水分補給は水だけじゃダメ!?
一番効率良く水分補給するには、体液に一番近い浸透圧の水を補給することです。この場合、ナトリウム濃度が重要な指標になります。
水分補給として、真水をたくさん飲んでも、ナトリウムは含まれていないため、体内のナトリウム濃度が薄くなってしまいます。 すると、体は体内のナトリウム濃度を通常に戻すために、水を体外に排出しようとします。なので、うまく水分が補給できないのです。
つまり、水分補給には、ナトリウム濃度を調整した水分を飲むのが良いのです。
水分補給のタイミングと量
水分補給といっても、ただやみくもに飲めばいいというわけではありません。一度に大量に飲んでも、体内に吸収されるには時間がかかるからです。 ちなみに、1時間に800ml程度が胃から小腸に送られる水分量の限度です。なので、少量をこまめにとるようにしましょう。
走る前
走り出す前に、これからなくなってしまう水分を補給しておきます。出発の30分ほど前に、500ml程度の水分を数回に分けて補給しておきます。直前に飲んで、いきなり走ると脾臓が痛くなったりします(笑)
走行中
こまめに水分補給することを心掛けましょう。目安としては、運動の強度にもよりますが、1時間に500ml~800ml程度を何回かに分けて飲むようにします。
ちなみに、喉が渇いてからでは遅いです。喉が渇いていなくても、一定間隔で、最低でも一口は飲んだ方が良いです。